与那国海底遺跡
城門(ぐすくもん)
遺跡の西の端にある「城門(ぐすくもん)」。
水深14メートルの場所に、5つの大きな石を組み上げ、その真ん中が人一人が通れるぐらいの横穴が開いている。
門と呼ぶには、小さいがもしかしたらこれは入り口を狭くして守っていたののかもしれない。
映像にはありませんが、城門をくぐり抜けると「二枚岩」と言われる、大きな人為的に切り出したような形跡のある岩があり、海底遺跡への夢膨らむダイビングが始める。
メインテラス
二枚岩から水深を徐々に上げながら、9メートルぐらいに保ちながら遺跡の南側に回りこむと、いよいよ海底遺跡のハイライトでもある「メインテラス」が目に飛び込んでくる。
長さ23メートル、幅約10メートル。神殿があったとされている海底遺跡を代表する場所でもある。
まっ平らなテラスに巨大な階段状の鋭角な岩が続き、その景観は確かに人工的に造られた様に見えてき、誰が何のために造ったのか、夢が膨らむ。
排水溝
メインテラスの階段状の岩の上部から西へ向かって、10メートルに渡って、直線上に続く細長い溝。
人が通るには、あまりに小さく、自然にできたとは思えないほど、綺麗に直線になっている。
水路や水を流すための排水溝であったのではないかと言われている。
ふと、目を横へ向けると大きなロウニンアジが、神殿を守るかのように、優雅に泳いでいた。
霊石・柱穴
排水溝を通りすぎ、水深4メートルの浅場にある2つの丸い穴。
ここに支柱を立てたと推測されており、柱穴と呼ばれる。
その下には、霊石と言われる墓所であった思われるおおきな岩があり、神聖な雰囲気が漂う。
うねりがきついと頭上で波がチューブになるので、なかなか近づけない場所でもある。
亀のモニュメント
海底遺跡めぐりダイビングのとりを飾るのが、亀のモニュメント。
星型に切り取られたかの様に見える岩が上部から望むと、それらしく見える。
確かに、この形には自然ではなかなかならない様な気がしてくる。
眺めていると、そばを本物の海亀が優雅に泳ぐ。
自分たちの神を汚すな!といわんばかりであった。
そして、流れに乗りながら徐々に浮上しき遺跡ダイビングは終了を迎えるのであった。
遺跡なのか?自然なのか?
それは今回のダイビングでも分からないし、謎に包まれたままである。
ただ、時空を超えた夢を胸に最果ての海を潜るなんて、ダイバーにだけ許された楽しみであるのは間違いない。